自分の庭に砂利を引いて綺麗にしたいと考えているけれど、ただ砂利を引くだけでいいのか、どのくらい費用がかかるのか、わからないことが多いという人もいるでしょう。
実際に、砂利引きには事前におこなう工程がいくつかあり、その工程をしないで砂利を引いてしまうと、十分な機能を保つことができないことがあります。
この記事では、砂利引きについて、具体的な流れや費用相場について詳しくお伝えします。
砂利引きの流れ
砂利引きをする流れをまずは説明します。
除草
砂利を敷く前に、まずは砂利を敷く場所の除草をします。
雑草や植物の根が残ったままだと、その上から砂利を敷いても間から再び草が生えてきてしまうため、雑草や植物の根ごと取り除くことが大切です。
綺麗な砂利引きをするのであれば、除草は丁寧におこないましょう。
土ならし
次に、地面を平らにならす土ならしをおこないます。
地面に凹凸のある状態では、砂利を均一の厚みに敷くことができません。
また、地面を平らにしておかないと、水たまりができやすくもなるため、できるだけ凹凸がなくなるよう土ならしをしましょう。
レーキやトンボ、ジョレンという地面をならすための道具を使うと効率良く土ならしをすることができるので、ぜひ検討してみてください。
防水シート敷き
土ならしができたら、雑草の発生を抑制する防草シートを敷く作業です。
砂利を直接地面に敷くと隙間から雑草が生えてきてしまうため、防草シートを敷きましょう。
防草シートは太陽光を遮断してくれるので、雑草が成長するのを防いでくれる効果があります。
防草シートを敷く際に大切なのは、隙間ができないように少し重ねて敷くことです。
敷く場所ぴったりのサイズではなく、多少余裕があるサイズを準備しましょう。
砂利引き
ここまでの工程を終えて、ようやく砂利敷きです。
土ならしでも使用した道具を使うと効率よく砂利を均一に引くことができます。
砂利の種類
砂利はサイズ以外にも、それぞれ色や形状・質感が異なるため、選ぶ砂利の種類によって砂利敷きをする場所の印象は大きく変わります。
砂利の種類をまとめたので、一緒にみていきましょう。
白玉砂利
庭に敷く砂利として定番なのが白玉砂利です。
光をよく反射するため、明るく品のあるモダンな雰囲気を作ることができます。
五色砂利
五色砂利は、白、赤、グレー、青、黄色などの砂利をミックスした砂利です。
ぬれるとそれぞれの色が鮮やかに美しくなり、華やかな和の雰囲気を演出したい場所に最適です。
砕石(さいせき)
砕石は天然の岩石を機械で人工的に細かく砕いた砂利です。
角が残っているため、石と石がしっかりと組み合い、地盤がしっかり締まるのが特長で、車を停める駐車場におすすめです。
人工的に作るものであるため、天然の砂利にくらべてリーズナブルに手に入れることができます。
サビ砂利
サビ砂利は、白系の砂利が茶色くサビた砂利です。
おしゃれで落ち着いた雰囲気を作ることができ、和風だけでなく洋風にも合うため、人気の砂利のひとつになっています。
広い面積に引こうとすると費用が高くなることがあるので、使うポイントを絞るとよいでしょう。
瓦チップ
瓦チップとは、瓦の廃材を細かく砕いたもので、安く手に入れることができるのが特徴です。
廃棄瓦を粉砕しているので、色がついた瓦が混載しているものもあり、アクセントとしても注目されるようになりました。
砂利引きの費用相場
業者に依頼した場合、1㎡あたりの費用相場5,000円~10,000円が目安です。
砂利の種類と砂利を引く面積によって、金額は変動します。
安価な砂利を使えば、その分費用も抑えることができますし、高価な砂利を使えば、費用は高くなるので、どの砂利をどのくらい使うか決めておくと予算も決めやすいでしょう。
また、砂利敷きの費用にどの工程が含まれるかは業者によって異なります。
草刈りや整地に関する作業それぞれ個別に費用がかかる業者もあれば、草刈りから砂利敷きまですべての工程を一式として含んでいる業者もあります。
事前にどこまでの工程が含まれるかきちんと業者に確認しておきましょう。
業者を頼むメリット
砂利引きくらい自分でできると思うひとが多いかもしれません。
確かに砂利引きはDIYでもできる作業です。
しかし、砂利の運搬や慣れない作業で腰を痛めたり、草刈り機など電動器具を用いると怪我の恐れはあります。
また、自分で道具を揃えるのも大変です。
トータルでかかる手間と時間を考えると、その道の専門家である業者に頼んだ方がお得になることもあるでしょう。
自分の身体や使える時間とお金を相談しながら、ぜひ業者に頼ってみてください。
まとめ
砂利引きについて、具体的な流れや費用相場について詳しくお伝えしました。
私たち花樹は、砂利引きはもちろん、庭木の伐採や草刈り、天然芝への貼り替えなど、植木や庭に関する困りごとを解決する業者です。
これからの時期、雨が多くなるため、砂利を引いたり草刈りをする機会があるかと思います。
庭や植木のことで困り事がある際は、ぜひお気軽にご連絡ください。